高麗人参をお土産にしよう
韓国は日本から近場なため、飛行機でも船でもアクセスしやすく、比較的お手頃な値段で行くことができます。
そんな韓国の百貨店や土産物店では、高麗人参関連の商品をたくさん取り扱っています。
高麗人参のお土産にはどんな種類があるのでしょうか。
◎乾燥根
根を乾燥させたもので、刻んだものをお湯で煎じて飲みます。
生の根よりも有効成分のサポニンが多く含まれています。
◎生の根
土がついているものは空港で引っかかってしまいます。
持ち帰る前に毛の細かいブラシなどを使って、
土をしっかり洗い落としておくことが大切です。
天ぷらなど料理の材料としても、
お酒に漬け込んで高麗人参酒を作ったりすることもできます。
こちらの高麗人参を使ったレシピも参考にご覧ください。
◎エキス・濃縮液
長時間煮出し濃縮させたもので、お湯に溶かして飲みます。
濃縮されているため他の商品と比べて、より多くの有効成分が含まれています。
◎ドリンク
高麗人参そのままの独特の風味があるもの、
甘く味付けをして飲みやすくなっているものなどあります。
1回分が瓶などの容器に入っており、蓋もできるため携帯することもできます。
◎粉末
乾燥させ粉末状にしたもの。お湯に溶かして飲みます。
◎カプセル(サプリメント)
濃縮液や粉末状にしたものをカプセルに入れたもの。
乾燥根、エキス、粉末のものと比べると飲みやすく、携帯にも便利です。
◎お茶
有効成分を抽出して粉末にしたもの。比較的安価です。
◎お酒
生の高麗人参、または乾燥させたものをそのままお酒に漬け込んたものです。
薬用酒として昔から飲まれ続けてきたものです。
生の高麗人参から自分で作ることもできます。
◎砂糖漬け・はちみつ漬け
砂糖漬け、はちみつ漬けにして薄くスライスしたもの。
「切片」ともいわれます。
◎チョコレートやキャンディ
独特の風味があるものから、はちみつを加えたものなど色々あります。
高麗人参は香りが強いので、苦手な人にも食べやすいでしょう。
◎石鹸、パック、化粧品
高麗人参に含まれるサポニンにアンチエイジング効果が期待できます。
石鹸は敏感肌にもやさしい天然成分なので誰でも使用することが出来ます。
パックや化粧品は女性へのお土産として人気です。
ところで、高麗人参関連の商品を見ていくと、「紅参」という言葉も出てくると思います。
「紅参」というのは生の高麗人参(これを「水参」といいます。)を蒸気で蒸し、その後自然乾燥させて水分が14%以下になるようにしたものです。
「水参」のままでは長期保存が難しいのですが、「紅参」に加工することによって長期保存を可能としました。
さらに、有効成分サポニンが「水参」の状態よりも多く含まれること、副作用が起こりにくいなどの利点もあります。
「紅参」は加工に手間がかかり、効能も高いため生の高麗人参よりも高価で売られています。
韓国産の高麗人参は、国が産業として品質管理に力を入れているため信頼性が高いといわれています。
しかし無数の製造メーカーが存在し、基準値以上の農薬が使われていたりするような粗悪品が売られているのも事実です。
そのため、百貨店や空港の免税店などで販売されている有名メーカーのものを購入することをお勧めします。
またこちらの高麗人参に関する豆知識についても参考にご覧ください。